炒飯のスープ

あいあい くらし 4月26日掲載分

「炒飯のスープ」
お冷ごはんがあるとお雑炊や炒飯、チキンライスを作ったもんです。特に土曜日や日曜日のお昼。育ち盛りの子供達はよう食べて食べて。中華なべで炒飯を2人前、同時にラーメンを2人前キッチンで作った日々はもう本当に昔になってしもうて、もどってきいしません。

炒飯やチキンライスにちょっとの手間で作れるスープを。
炒飯を作る時にきざむ葱を少し取り分けておいてください。こどもさんに教えて作らしてくれはったら小学生が作れる一つ目のお料理になりますやん。親ごさんが立ってはる台所の横で作るのん簡単で楽しいです。魔法みたいに簡単なスープです。

お椀に刻んだ葱を小さじ1杯いれて、そこへゴマ油を小さじ3分の一杯。お醤油を小さじ1杯、化学調味料を少し振りこんでもろて、熱湯をそそぎます。この熱湯は、ポットの95度でええんですけど、一番危ないとこやので、子供さんの年によっては親ごさんがしてあげてください。これで、美味しい中華風のスープができます。

辛いのんが好きやった子はラー油をゴマ油の代わりに使こたりしてましたけど、熱いスープはむせるほど辛くなってしまうのでお勧めはようしません。これは有名な中華の料理人さんのお父さんのレシピです。昔に随筆みたいなのんで読んでそれ以来、便利で作り続けてるスープです。このスープを喜んでくれた子供たちは手元を離れてしまいましたが、料理も食べる事も好きでいてます。自分のご飯は自分で整えるこどもに育ってくれましたけど、たまぁに大急ぎで炒飯とスープを作ってたあの頃がほんまに懐かしいなぁと思うんです。時間はもどらしませんのやけど。

材料メモ(1人前)
刻み葱 小さじ1杯
醤油小さじ半杯
化学調味料少々
ごま油小さじ3分1

PS. あえて、お湯の量は書いていません。
  紅茶のカップ1杯作った材料です。
  お家の分量で上を目安に加減してください。

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白ミソのうずみ豆腐

2006年1月18日掲載分
「白味噌のおつゆ」
この大和の国は発酵文化やといわれて、お味噌やお醤油がお料理の基本です。
それに、乾物という保存食がこの国の料理のもと。
お昆布や出しじゃこ、カツオの削りぶしでお出汁(外国のスープストックやねぇ)をとって、それに味をつけておつゆのお椀が出来上がるんです。

塩と少しの薄口醤油でおすましができて、お味噌を溶いてお味噌汁ができます。お味噌はお一人前梅干の大きさぐらいが標準やと思てください。濃い目がお好きやったら大きな梅干、薄めがよかったら小さな梅干いうとこです。光泉洞の味噌田楽はしろ味噌とちごて八丁味噌で作ってますけど、京都の白味噌は冬にはそら美味しいお味噌やと思います。
東京育ちの家のもんは甘くて気持ち悪いといいはるんですけど、冬のお豆腐のお味噌汁は白味噌仕立てが一番やと思います。

ちょっとしゃれてまずお豆腐をよそって上にご飯を乗せて上から少なめにお汁をはって「うずみ豆腐」のお味噌汁もそらお勧めです。白味噌と京都の柔らかいお豆腐と白ご飯が一緒になってふんわりと冬らしいお味になります。おネギを散らして溶きからしを少し上にのせて出来上がりいうとこです。こおいうお汁はできたら輪島あたりのお椀でフタもちゃんついたんでお出ししたいもんです。

今風の白い陶器の並んだテーブルに漆器のお椀やら取り皿がちょっと加わると食卓が柔らこうなります。そういうたら陶器はチャイナいうて、漆器はジャパンていうんやなかったやろか?大和の国も大切にしたいもんです。お正月の白味噌があるうちに作っておくれやす。

材料(4人前)
だし汁カップ3
白味噌適宜
豆腐1丁
ご飯適宜
青ネギ、溶き辛子適宜

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残り素麺のおぞよ汁

momiji
9月14日掲載分
時々、「おばんざい」いう言葉について考えます。
普段晩御飯のおかずをそう呼んでたんかどうか?
思い出すにつれ「おぞよ」とオカズの中の地味なものを呼んだように思います。数合わせの残り物で作ったお菜のこと。

夏が終わりますとお素麺が残らしませんやろか。古くなっても大丈夫ですけどやっぱり早めに片付けてしまいとうなります。無駄をしない普段の暮らしを大切にできますし、残りもんのにゅうめんは、いろんな食材が合わさって美味しい一椀になります。

お素麺は細くて上等なものほど珍重されます。ただ、私は四国の太目のもんが好きです。このあたりは好みで、意外と産地によっていろいろで、播州と三輪のもん、小豆島のもんと全部違います。一回産地を調べてみてください。包みにちゃんと書いたあります。

家にあるもんを使こてにゅうめんにしていただきます。実だくさんにしておかはったらおにぎりと煮豆にお漬けもんぐらいで、ちょっとしたご飯になってくれます。
それでは、作り方。鶏肉はそぎ切り、魚介類は一口大で下茹で、玉子は焼いて一口大または錦糸。根菜はゆでて薄切り。菜っ葉はさっと茹でて3センチ。練り物(かまぼこ、はんぺん、竹輪)薄切り。乾物はもどして薄味で煮ておく。これらの内から数種えらんで椀種にする。そうめんはたっぶりの湯で固めに茹でて水にさらしザルに上げる。お椀に素麺を入れ上に種をのせ、熱々のお汁をはる。必ず吸い口に三つ葉のコマゴマや柚子を一切れ。素麺は好みで温めなおす。お汁を濁らさない事。

材料メモ(5人前・一例)
素麺2~3束
薄焼き玉子
花麩(もどす)
干し椎茸旨煮薄切り
三つ葉少々
昆布とカツオのお出汁5合
塩小匙1杯
薄口醤油小匙1杯

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